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小児歯科について

2019年6月30日

お子さまの歯をむし歯から守りましょう

子供がむし歯になってしまった…「ちゃんと歯磨きしないからむし歯になるのよ!」「甘いものを食べてばかりだからむし歯になるのよ!」
とお子さまに話していませんか?
それは間違ってはいませんが、歯科医の立場から、お願いがあります。
それは、お子さまがむし歯になる前に、歯科医院に連れてきてほしいということです。風邪を引いたら小児科へ、耳が痛ければ耳鼻科へ、怪我をしたら整形外科へ、というように症状に合わせて病院に連れて行き、治療をうけたり、薬を飲んだりすることによって、子供たちは元通り元気になります。

しかし、一度むし歯になった歯は、たとえむし歯にかかった部分をすべて取り除いたとしても、人工的なもので詰めて、見た目と機能を補っただけで、元通りにはなりません。
そのため、むし歯にならないために、予防的に定期検診を受けるようにしましょう。

美しいお口は一生の財産となります

むし歯や歯周病のない、美しいお口の中は、一生の財産だと思います。 その財産を持てるかどうかは、歯が生える前からの予防にかかっています。子供たちが自立し、自分の歯を自分で守れるようになるまでに、予防の大切さを定着させてあげましょう。それによって、お子さまは、一生の財産をもつことができるのです。そして、それはお父さん、お母さんの重要な役割の一つであり、私たちは、専門的な立場からお子さまたちの歯を守るサポートをさせていただきたいと思っています。